乙種第4類危険物取扱者 貯蔵・取り扱いの基準の問題

~乙4危険物問題集~貯蔵・取り扱い~

ここでは、私が実際に勉強し合格へと導いた乙種第4類危険物取扱者の「屋内貯蔵所」、「屋外貯蔵所」、「貯蔵・取り扱いの基準」に関する問題をまとめています。

~「屋内・屋外貯蔵所」に関する問題~

【問題1】
屋内貯蔵所において容器に収納しないで貯蔵することができる危険物は、次のうちどれか。
(1)重クロム酸カリウム
(2)ニトロソ化合物
(3)硫化リン
(4)カルシウム炭化物
(5)塊状の硫黄
答え(5)

【問題2】
屋外貯蔵所において貯蔵できる危険物のみの組み合わせとして、次のうち正しいものはどれか。
(1)アルコール類  引火性固体(引火点が0℃以上のもの)
(2)塩素酸塩類  第1石油類(引火点が0℃以上のもの)
(3)硫黄  アルカリ金属
(4)硝酸  動植物油類
(5)有機過酸化物  第2石油類
答え(1)

【問題3】
第4類危険物を貯蔵する屋内貯蔵所の位置、構造及び設備の基準について誤っているものはどれか。ただし、特例基準を適用するものを除く。
(1)見やすい箇所に「屋内貯蔵所」の標識及び「火気注意」の掲示板を設けなければならない。
(2)屋内貯蔵所の周囲には一定の空地を保有しなければならない。
(3)床面については、危険物が浸透しない構造にするとともに適当な傾斜をつけ、かつ、貯留設備を設けなければならない。
(4)屋内貯蔵所に設ける架台は、不燃材料で造らなければならない。
(5)窓及び出入り口にガラスを用いる場合は、網入りガラスにしなければならない。
答え(1)

【問題4】
危険物施設における火災や危険物の流出等の事故を防止するためには施設の保守点検を励行し、施設を常に適正な状態に維持していくことが欠かせない要件であるが、第4類の危険物を貯蔵する地下タンク貯蔵所の保守点検の方法及び内容として、次のうち誤っているものはどれか。
(1)タンクの蓋の亀裂、破損等を目視で点検する。
(2)タンク及び配管の漏れを不活性ガスで加圧して点検する。
(3)漏洩検査管の変形、破損及び土砂の詰まり等を点検する。
(4)タンク室の亀裂、損傷等を水を張って点検する。
(5)消火器について外観点検及び機能点検をする。
答え(4)

~「貯蔵・取り扱いの基準」に関する問題~

【問題1】
危険物を収納した容器の貯蔵及び取り扱いの基準について、次のうち誤っているものはどれか。
(1)危険物を容器に収納して貯蔵し、又は取り扱う時はその容器は当該危険物の性質に適応し、かつ、破損、腐食、裂け目等のないものであること。
(2)屋内貯蔵所において容器に収納して貯蔵する危険物の温度は55℃を超えないように必要な措置を講じること。
(3)屋内貯蔵所及び屋外貯蔵所において、原則として危険物は法令基準に適合した収納容器に収納して貯蔵すること。
(4)危険物を収納した容器を貯蔵し、又は取り扱う場合はみだりに転倒させ、落下させ、衝撃を加え、又は引きずる等の粗暴な行為をしないこと。
(5)屋内貯蔵所及び屋外貯蔵所において危険物を収納した容器は絶対に積み重ねないこと。
答え(5)

【問題2】
製造所等はその規模、貯蔵し、又は取り扱う危険物の品名及び最大取扱数量等により、火災が発生した場合、著しく消火困難と認められるもの、消火困難と認められるもの、及びその他のものと3つに区分される。その区分に応じた消火設備の設置基準について、次のうち正しいものはどれか。
(1)著しく消火困難な製造所等には、第1種消火設備のみを設ければよい。
(2)著しく消火困難な製造所等には、第1種消火設備又は第2種消火設備のみを設ければよい。
(3)消火困難な製造所等には、第3種消火設備のみを設ければよい。
(4)消火困難な製造所等には、第4種消火設備のみを設ければよい。
(5)その他の製造所等には、第5種消火設備のみを設ければよい。
答え(5)

【問題3】
危険物の貯蔵に関する技術上の基準にかかる次の文章の( )内のA及びBに当てはまる数値の組み合わせはどれか。
「屋内貯蔵所において、同一品名の自然発火する恐れのある危険物又は災害が著しく増大する恐れがある危険物を多量に貯蔵するときは、指定数量の(A)倍以下ごとに区分し、かつ、(B)m以上の間隔をおいて貯蔵すること。」
   A    B
(1)10   0.3
(2)10   0.4
(3)15   0.2
(4)15   0.1
(5)20   0.5
答え(1)

【問題4】
製造所等の危険物の取り扱いの技術上の基準として、次のうち正しいものはどれか。
(1)販売取扱所において、危険物は運搬容器に収納し、かつ、容器入りのまま販売しなければならない。
(2)給油販売所において自動車等に給油するときは、自動車の燃料タンクの位置が敷地外にはみ出したままでも給油することができる。
(3)危険物を詰め替える場合に詰め替え場所の周囲が防火上安全な場所でないときは、手早く行わなければならない。
(4)移動貯蔵タンクから危険物を貯蔵し又は取り扱うタンクに危険物を注入するとき、移動タンク貯蔵所の原動機を停止させなければならない危険物は、特殊引火物だけである。
(5)蒸留工程において、危険物を取り扱う設備の内部圧力が変動して危険になった場合は、液体又は蒸気が漏れるようにしておかなければならない。
答え(1)

【問題5】
危険物の貯蔵及び取り扱いの技術上の基準について、A~Eのうち、正しいものはいくつあるか。
A 危険物のくず、かす等は1日に1回以上、安全な場所で廃棄等の処置をすること。
B 可燃性の蒸気が滞留する恐れがある場所で火花を発する機械器具を使用する場合には注意して行うこと。
C 屋外貯蔵タンク、地下貯蔵タンク又は屋内貯蔵タンクの元弁は、危険物を出し入れするとき以外は閉鎖しておくこと。
D 危険物を保護液中に保存する場合は、当該危険物が保護液から露出しないようにすること。
E 法別表に掲げる類を異にする危険物は、原則として同一貯蔵所で貯蔵しないこと。
(1)1つ  (2)2つ  (3)3つ  (4)4つ  (5)5つ
答え(4)A.C.D.E

【問題6】
移動貯蔵タンクから液体の危険物を容器へ詰め替えることができる場合の条件として、次のうち誤っているものはどれか。
(1)移動貯蔵タンクの容量は、4000リットル以下のものに限られる。
(2)詰め替える容器は技術上の基準で定める運搬容器でなければならない。
(3)詰め替えができる危険物は引火点が40℃以上の危険物に限られる。
(4)容器への詰め替えは注入ホースの先端部に手動開閉装置を備えた注入ノズル(手動開閉装置を開放の状態で固体する装置を備えたものを除く)により行わなければならない。
(5)容器へ詰め替える場合は、安全な注油に支障がない範囲の注油速度で行わなければならない。
答え(1)

【問題7】
危険物の取り扱いの技術上の基準について、次の文章の( )内に当てはまるものはどれか。
「移動貯蔵タンクから危険物を貯蔵し又は取り扱うタンクに引火点が( )の危険物を注入するときは、移動タンク貯蔵所の原動機を停止させること。」
(1)35℃未満
(2)40℃未満
(3)45℃未満
(4)50℃未満
(5)55℃未満
答え(2)

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