~乙4危険物問題集~物質の種類~
ここでは、私が実際に勉強し合格へと導いた乙種第4類危険物取扱者の「元素・原子・分子・原子量・分子量」と「物質の種類」に関する問題をまとめています。
~「元素・原子・分子・原子量・分子量」と「物質の種類」に関する問題~
【問題1】
次の組み合わせのうち、互いに同素体の関係にないものはどれか。
(1)水素 重水素
(2)単斜晶系イオウ 斜方晶系イオウ
(3)ダイヤモンド 黒鉛
(4)酸素 オゾン
(5)黄リン 赤リン
答え(1)
【問題2】
物質の分類として、次のうち誤っているものはどれか。
(1)酸素とオゾンは同素体である。
(2)食塩水は混合物である。
(3)二酸化炭素は化合物である。
(4)酸素及び水素は単体である。
(5)メチルアルコールとエチルアルコールは異性体である。
答え(5)
【問題3】
アルカリ土類金属の元素は、次のうちどれか。
(1)Ca (2)Na (3)Fe (4)Al (5)Zn
答え(1)
「解説」
※アルカリ土類金属とは以下のような金属をいう。p
Ca カルシウム Sr ストロンチウムp
Ba バリウム Ra ラドン
【問題4】
カルボン酸とアルコールが反応し、水と共に生じる物質をエステルという。次の化合物のうちエステルに該当しないものはどれか。
(1)酢酸アンモニウム(CH3COONH4)
(2)酢酸エチル(CH3CO2C2H5)
(3)酢酸ブチル(C6H12O2)
(4)酢酸メチル(C3H6O2)
(5)ギ酸メチル(HCOOCH3)
答え(1)
【問題5】
次の有機化合物の分子構造式が環式化合物でないものはどれか。
(1)アニリン (2)ピリジン (3)テトラヒドロフラン
(4)塩化ベンゾイル (5)アセトアルデヒド
答え(5)
【問題6】
アルカンについての記述で、次のうち誤っているものはどれか。
(1)アルカンの炭素間結合は、すべて単結合である。
(2)アルカンは、すべて異性体である。
(3)アルカンの一般式はCnH2n+2
(4)アルカンの中には、ガソリンや灯油の成分となるものが含まれている。
(5)アルカンは、すべて炭化水素である。
答え(2)
【問題7】
脂肪酸に関する文章の下線部分について、次のうち誤っているものはどれか。
「脂肪酸のうち炭素原子間の結合に(A)二重結合を含むものは飽和脂肪酸と呼ばれ、炭素原子間の結合に(B)二重結合を含まないものは不飽和脂肪酸と呼ばれる。(C)ステアリン酸は飽和脂肪酸、(D)オレイン酸、(E)リノール酸は不飽和脂肪酸である。」
(1)(C) (2)(D) (3)(E) (4)(A)と(B) (5)(C)と(E)
答え(4)
【問題8】
次の可燃性気体のうち空気(空気の平均分子量は28.9)より重いものはどれか。
(1)メタン(CH4)
(2)アンモニア(NH3)
(3)アセチレン(C2H2)
(4)エチレン(C2H4)
(5)硫化水素(H2S)
答え(5)
【問題9】
質量パーセント濃度80.0%の硫酸A、及び30.0%の硫酸Bを混合して50.0%の硫酸100グラムを作るために必要なそれぞれの量として正しいものはどれか。
硫酸A 硫酸B
(1) 12g 88g
(2) 20g 80g
(3) 40g 60g
(4) 44g 56g
(5) 50g 50g
答え(3)
【問題10】
物質の物理的性質について、次のうち正しいものはどれか。
(1)気体膨張は圧力に関係するが温度の変化には関係しない。
(2)固体又は液体は1℃上がるごとに約273分の1ずつ体積を増す。
(3)固体の体膨張率は気体の体膨張率の3倍である。
(4)水の密度は約4℃において最大となる。
(5)液体の体膨張率は気体の体膨張率よりはるかに大きい。
答え(4)